[ボドゲ] 「パンデミック:イベリア」と「パンデミック」 比較と「イベリア」の鉄則
こんにちは、風邪には無縁の伊達です。
体だけは丈夫で……お母さんありがとう。
12月には、「パンデミック:ローマの落日」が発売されますね。
正月は、ローマを守ることになりそうです。
さて、本日は、「パンデミック」と「パンデミック:イベリア」を比べてみたいと思います。
19世紀中ごろのイベリア半島が舞台です。
やりこんでいくと、行ったことないのにスペインやポルトガルの都市が頭に入っている!なんてことに。
とにかく、世界観やビジュアルが素敵。
カードの裏側までも、何だか禍々しい感じが出ていてグッド。
こういうところをしっかり作りこんでくれるところが尊敬できます。
さて、この「パンデミック:イベリア」ですが、本家「パンデミック」と異なる点がいくつか。
① 病気の予防ができる
水滴みたいなトークンが置かれています。「浄化トークン」というらしいですが、これがあると、周りの都市に病原菌が落ちません。代わりに「浄化トークン」を一つ除去します。
水を綺麗にすることで、疫病の蔓延を防ぐ、ということらしい。
② 鉄道を敷設できる
鉄道トークンで結ばれている都市は、1アクションで移動できる!
だから、終盤には、端から端まで一気に行くことも可能なのです。
③ ヘリは存在しない
19世紀なので、空中移動の手段はありません。
よって、カードを捨てて、都市間を一気に移動することはできません。鉄道を使ってください。
④ 根絶しない
カードを揃えて、その色の病原菌をすべて取り去っても根絶はしません。
一歩研究が進んだね、というだけなのです。
⑤ アウトブレイクの脅威度が低い
他の都市とのつながりが、だいたい3つ程度、多くても4つ。下手すると2つとしかつながってない都市すらあります。
5都市、6都市とつながっていた「パンデミック」に比べて、多少のアウトブレイクは、即詰みにはなりえません。
以上、変更点を紹介してきましたが、そうなると、プレイも当然変わってきます。
① カードは捨てる前に、浄化トークンにする
「イベリア」は交通の便が良くないので、さっさと移動して、病原菌を取っていくという行動が難しいです。
だから、余りそうなカードはどんどん浄化トークンに変えましょう。
「病気を治すこと」より、「予防すること」の方が大事なのです!
② 余ったアクションは、とりあえず鉄道敷設
移動がスムーズになる鉄道。必ず、病原菌が落ちている都市を結ぶように敷設しましょう。病原菌がない都市には、行く意味がありません。
③ 鉄道が通らない地域には踏み込まない
残念ながら、山や海の近くは鉄道がおけません。(点線のところ)
行くのも出るのも大変なので、この都市には行かず、「浄化トークン」で対処するのがいいと思います。
さぁ、19世紀のイベリアでともに病原菌を予防しに行きましょう!!
ちなみに、パンデミックのコツも書いています。