[ボドゲルール]交易王
こんにちは、伊達です。
最近は晴れの日も続いていますね。
航海日和、ということで(?)本日は、ライナークニツィアの「交易王」を紹介したいと思います。
背景は、16世紀、アジア・アフリカ地域との交易を盛んに行っていた、ヨーロッパの一商人となり、「交易王」を目指すというもの。
やっぱり言いたい。
「交易王に!俺はなる!!」
ということで、ルールを紹介して参りましょう。
① まず、カードを三枚ずつ配ります。
② 山札を作り、6枚をめくって場に出します。
この6枚のカードは市場の需要を表します。上の写真だと、銅と胡椒の人気が高まっているということですね。
お金もありますが、最初の段階では、0金です。一銭も持っていません。もともとお金を持っている人なんていないのです。
③ 船のカードを2枚ずつ取り、交互に、色のついたキューブを置いていく。
このキューブが、自分の積荷を表す。当然、需要の高い商品を運んだ方が良い。
これで準備完了!!
さぁ、海賊……じゃなかった、交易王になろう!!
≪ゲームスタート≫
① できる行動は2つ。
A 船に乗っている積荷(キューブ)を一つだけ、別の色に変える。
(変えなくてもよい)
B お金を払って、「荷役」「船」「協定」などの小さなカードを買う。
② 自分の持っているカードを、場のカードの上に置く。
「置き方のルール」
・同じ色のカードなら何枚でも出してよ。
・ただし、0枚はダメ。必ず1枚~6枚まで。
赤の「銅」のカードを、茶色のカードの上に出した。
そうすると、赤の積荷を運んでいる人がその色のカードの枚数と同じお金をゲットする。
この場合、赤のキューブを持っている人が、3金をゲット。
ちなみに置いた色のカードしか、お金を得ることはできないので、胡椒(茶)や藍(青)のキューブを持っていてもお金は得られない。
③ 最後に一枚引く。
そして、隣の人のターン。
と、ぐるぐる回していく。
これだけですが、途中で「船」や「協定」を買っていく必要があり、
その買い方によって戦略が変わってくるゲーム。
とにかく「船」を増やして、ほかの人のターンの時にも、金もうけをするか、
「協定」を買って、小銭を稼いでいくか(案外バカにならない儲けになる)、
「荷役」で一気にキューブの色を変えて、大きく儲けるか、
プレイヤー性格も出て、かなり楽しめると思います。
デザインも素敵で、大航海時代以降の世界を楽しめると思います。
重箱の隅をつつくような難点をあげさせてもらうとすれば、コイチップが若干しょぼいことでしょうか。