デッドオブウィンター奮闘記①
秋の夜長にデッドオブウィンターをやってみました。
いつも通りの、連れと二人でのゲームです。
デッドオブウィンター
準備:10~15分程度
人数:2~5人
時間:1時間~2時間(内容によっては3時間以上)
まず、「砦の使命」を決める必要がある。
今回は、短めの「食い扶持が多すぎる」を選択。
生き残ればいいから、割りと楽か?
そして、スターティングメンバーを決める。四枚のカードを引いて、その中から2枚を選ぶ。
いい奴来いよーーー。
今回は、この二人に決めた!
ガブリエル・ディアス「消防士」
仲間を増やしやすいイケメン。
ジェームズ・マイヤーズ「精神科医」
ダイス目を操作して、行動しやすくしてくれる。
なかなかのスターティングメンバーになったかな。
ちなみに連れは、
デイヴィッド「計理士」
施設を捜索する時(カードを一枚引く時)、もう一枚確認できる。確認できるだけ……
アンドリュー「農夫」
雑貨屋で捜索する時、もう一枚引いて自分のものにできる。要は2枚引ける。強い。
悪くないメンバー。
さらに、ゲームクリアの目標も一人ひとり違う。いわゆる「密命」が課されるのだ。
今回の「砦の使命」と合っていて、良い感じ。
さっそくゾンビ退治をしてみましょう!
以下が初期配置。最初はまだ、ゾンビの発生も少ない。
そして我が家が狭すぎるせいで、だいたいボードゲームは布団の上……
まずは、イケメンのガブリエルが移動。
安全に燃料を使う。
ガソリンスタンドで、仲間を見つけた!
エドワード・ホワイト「化学者」
薬を使うと、一気にゾンビを殲滅できる。
ガブリエル「こんなところに生き残りがいたのか。隠れるところもない。一緒に行こう。」
エドワード「助かった。化学の知識ならある。きっと役に立つはずだ。だが、私には息子がいる。足手まといかもしれないが、一緒に連れて行ってはくれまいか。」
ガブリエル「ここでノーって言える奴はいないだろ?もちろん、オーケーだ。助け合っていこう。」
そうして、エドワードとその息子は、仲間になるのだった。
こんなやり取りがあったに違いない。
そう、このゲームでは、基本的に仲間になる奴+足手まといも一人仲間になる。何もできないが、食料だけは減る、という何とも言えない人たちだ。
せめて、砦の掃除くらいはしてほしい。
続けて、仲間になったのが
ブランドン・ケイン「管理人」
ゴミ掃除がはかどる。
砦要員が来た!
ガブリエル「今日はなんて日だ。1日に2回も知らない人に会うなんて!」
ブランドン「おお、これは神のお導きか。モップで戦うのにも限界を感じていたんだ。娘も一緒に連れて行ってくれ。」
何気に戦闘力が高い、管理人ゲット!
もちろん無能力者とセットです。
ところで、ガソリンスタンドに計四人隠れてるって。どんだけ広いのよ。
連れも、自分のターンでロレッタを仲間にする。
ロレッタ・クレイ「調理師」
食糧を無から生み出せる。
何を調理しているのかはわからない。
そして、散弾銃もゲット!
散弾銃:ゾンビを一度に2体倒せる!ただ、騒音も出る!
そんな感じで1ラウンド目終了。
ゾンビも増えるが、まだ大丈夫。
そして、進む2ラウンド目。
精神科医のジェームズ・マイヤーズが移動した瞬間に「交差点カード」が発動。
これは手番ではないプレイヤーが引いておき、特定の行動をとると、発動するというものだ。
手番でなくても楽しめる工夫に脱帽です。
「交差点カード」によると、学校の中に子供たちが3人残っているらしい。
連れて行って、士気を上げるか。
見て見ぬふりをするか。
すでに砦には8人の無能力者もいるので、これ以上は受け入れられない。
ジェームズ「私は何も見ていない……。」
そう言って、本校舎から離れていくのだった。
そして、ラウンドは進み、常に無から食料を生み出し続ける調理師の活躍もあり、砦内での食糧危機はすべて回避。
しかも、「ハンマー」と「バット」を装備して、かなりイケイケになったロレッタクレイ。
ハンマー:バリケードを作る時、二つ作れる。
バット:ゾンビを一度に2体倒せる。
もはや、砦の守護神と化しているロレッタ・クレイ。掃除人のブランドンといいコンビである。
だが、ピンチは突然やってくる。
ガソリンが必要なのに、移動で使い切ってしまい、在庫がない!
急いで、ガソリンスタンドにいるガブリエルに連絡をとり、ガソリンの補充を頼む。
ブランドン「ガブリエルか!?今、砦にゾンビどもが大量に押し寄せている。ロレッタもバットを振り回して応戦する気でいるが、とてもじゃないが、全部は倒せないだろう。頼む、ガソリンを手に入れてきてくれ。」
ガブリエル「オーケイ、お安い御用さ。ここには泳げるほどのガソリンがあるからね。」
が、現実は非情である。
見つかったのは、「医薬品」のみ。
騒音覚悟で、さらに捜索するも、なぜか食糧がでる。
連れのターンに期待。
新たに仲間になったジェニー・クラークも参加して、捜索するも一つも燃料は出ず。
危機解決ステップにて、3名の死亡者が出る。
ロレッタ「く、私がこのゾンビと一緒に砦から出たら、扉を閉めて!」
ブランドン「娘には指一本触れさせんぞぉ!!」
娘「お、お父さん!!」
一気に士気が3下がり、4になる。
さらにゾンビ追加ステップで、大量のゾンビが砦に入ってきて、残っていた無能力者も死亡。
士気が0になり、ゲームオーバー………
最後の盤面
最初の余裕はどこへやら。
いやーでも相変わらず面白いです。
ゾンビ映画やドラマが好きな方なら、かなり楽しめるのではないでしょうか。
ドラマが想像できるところが特に良い点だと思います。