伊達のほそぼそボドゲ日記

2017年の夏の終わりから、ボードゲームにはまりだす。好きなボドゲは「パンデミック」、「ゾンビサイド」、「テラフォーミングマーズ」「サンクトペテルブルク」「カヴェルナ」「デッドオブウィンター」、「将棋」。やってみたボドゲや、そのコツ・ルールなんかをほそぼそと書いていくつもりです。

RPG的オセロ!「セルソード」

こんにちは、伊達です。

 

昨日、藤井棋聖が藤井二冠になりましたね。あの若さですさまじい強さ。どこまでいくのでしょうか?

 

さて、大雨がやんだと思ったら、今度はものすごい暑さ。

みんながクーラーを使うものだから、余計に暑くなっている、そんな気がしています。

 

そんなことを言う伊達も、しっかりクーラーの効いている教室で、仕事をしているわけですが。。。

 

さてさて、ではやっと本題。

本日は新感覚のオセロゲーム「セルソード」の紹介です。

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準備時間:0分(地形タイルを選んで配置するだけ)

プレイ時間:10~15分

人数:2人

実感対象年齢:8歳以上(小学校に入学するくらいであればいけるか?)

 

昔、「伝説のオウガバトル」というゲームがありまして、まさに魔物や天界の戦士、人間たちが戦うようなゲームだったのですが、伊達はそういったフレーバーのゲームが大好きなのです。

 

「セルソード」もまさに、魔物も人間も入り乱れて戦うゲームなのです!

 

《ルール説明》

■準備

まず地形タイルを配置します。

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■ドラフトフェイズ

箱から12枚のカードをランダムに出し、その中から一枚ずつ手札を手に入れていきます。

 

■プレイ

青か赤かを決め、手札から一枚出します。

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出す時は、場に出ているカードに隣接するように置きます。

ななめにおいてはいけません。

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こんな形で隣接させていきます。

四辺には数字が書かれており、置いたタイミングで、隣接するカードの数字と比較します。

置いたカードが勝っていたら、すでに置いてある相手のカードを裏返すことができます。

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他にもそれぞれカード効果があるので、それを考えながら配置していきます。

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配置していって、縦か横が5枚並んだら、その列にはそれ以上置けません。

最終的に5×5のフィールドが出来上がります。

オセロと同じで、接する場所が少ない四隅になるべく置きたい。

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お互いに6枚ずつ置き切ったら、1ラウンド終了。

縦、横に置いてあるカードの枚数に応じて点数が入ります。

点数は紙に書いても良し!ポーカーチップで管理しても良し!

 

これをもう1ラウンド繰り返すと

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5×5のフィールドが出来上がります!これでゲーム終了!

 

1ラウンドの終了時と同じように得点計算をします。

 

《やってみた感想》

なるべく隣接する辺が少ない、かつ、相手のカードを一気に裏返せる位置取りを考えるのが楽しいゲームです。

カード自体もRPGテイスト満載で、こういったゲームにワクワクを感じられる人は絶対勝った方がいいと思います。

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ある1方向に対してやたら強いキャラ

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裏返したカードで自分の「3」の辺を潰せるカード

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数字関係なく、裏返せるカード

 

RPG的オセロと書きましたが、アブストラクト要素は若干少ないかもしれません。

というのも、すべての能力を覚えきっていないうちは、相手がどんなことしてくるのか、わからないからです。

まさにRPGで初見のフィールドに足を踏み入れる時の感覚に近いのではないでしょうか。

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ちなみに箱の裏面にも遊び心が。

 

繰り返しやって、どのキャラがどのスキルを持っているかを把握してからが、実はこのゲームの本領発揮なのではないかと思えます。

 

「相手が『二丁拳銃』持っていたから、自分のキャラを縦に2枚置くときは、一人は強いキャラにしないとな」

「数字に関係なく裏返せるキャラを持っていたから、スキルで裏返せないキャラを配置していこう」

なんて考えながら、プレイできるとなおさら楽しいのではないでしょうか?

 

事件を解決せよ!「デッドライン」

こんにちは、伊達です。

 

伊達は塾の講師をやっているので、授業の前に、練習をしているのですが、

その教室の前を誰かが通ったり、その教室にあるものを他の先生が

取りに来たりします。

そうすると、カラオケで店員が入ってきた時のように、急に授業の練習の声も

サイレントになってしまいます。

 

そんな、あんまり伝わらない塾の講師あるあるは置いておいて、

本日は推理ボードゲームである「デッドライン」を紹介していきたいと思います!

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準備時間:5分(今回のシナリオのカードと、いつものカードを出して、キャラクターを決めるだけ)

プレイ時間:2時間程度(さくさくいくと1時間半)

人数:2~4人

ベスト人数:2~4人

実感対象年齢:推理ものを読めるなら、11歳以上でも楽しめる?

 

謎解き探偵物語

シャーロックホームズや刑事コロンボなど、昔ながらの外国推理ものが好きな人には結構はまるのではと思えるゲーム。

 

まず、たくさんいるキャラクターの中から今回自分が使うキャラクターを選びます。

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今回は「ピート・ローリー」を選択。

キャラによって特殊能力が違うけど、ゲームを通じて一回しか使えない。

 

手札は5枚(2人の場合)配られる。

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いちいち雰囲気があるデザイン。

 

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そしてこちらが、手に入れたい「手がかりカード」。

 

どうやって手に入れるかというと。。。

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さきほどの手札のオモテは、こんな形で「銃」「札束」「たばこ」「コーヒー」「帽子」のどれかが描かれている。

「手がかりカード」に描かれている絵柄が揃えば、手に入れられるのだ。

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出し方としては、前に出ているカードの絵柄に合わせるように置く必要がある。

上の写真だと「札束」の上に「札束」を重ね合わせて出している。

これで「手がかりカード」に書かれている絵柄はコンプリート!

 

「手がかりカード」は何かしら、今回の事件のヒントになるようなことが書かれていので、一枚一枚手に入れていき、事件の真相にたどり着くのだ。

 

ちなみに左上にマッチの絵が描いてあると思うのだが、このカードが出ると緑のマッチを。。。

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裏返して、火をつけた面をオモテにすることができる。

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裏返したマッチの枚数によって、さまざまな良いことが起こるのだ。

 

《やってみた感想》

絵合わせを繰り返していくだけだが、苦労して手がかりを手に入れている感じはグッド!

手がかりをすべて見ても、そこから考える必要はあるので、推理小説が好きな者同士でやれば

「このパターンだと絶対殺したのは〇〇でしょ」

「ちょっと待って、そういえば怪しい人影見たって言っていたけど、実は〇〇なんじゃないの?」

みたいに、真相をお互いに考え合って、盛り上がれること間違いなし!

 

マイナス点としては、絵合わせを繰り返すだけなので、推理ものが大して好きではない人がいると、つらい時間になるかもしれません。

 

 

カードを引くだけ!なのに盛り上がる!「エレガンツ」

こんにちは、伊達です。


メルカリで出したボードゲームが10分で売れるくらい、おうちゲームの価値が増してきた昨今。

ボードゲーム的には、追い風になって欲しいところです。

その前に、ボドゲカフェが存亡の危機なので、しっかり下支えしないといけないのですが。。。


さて、本日紹介するのは「エレガンツ

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カードサイズのボードゲームです。

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裏面には、お上品にカードを引く、とあります。


もうほんと、このゲームは、ただカードを引くだけ!

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時間も五分で終わります。

インスト含めても、多分五分で終わります笑

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裏面はエレガントなデザイン

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得点カードを引いていくのですが、上のようなマナーカードもあります。


相手が、マナーを破っていたらこのカードを出して指摘してあげましょう。


そうなのです、要は後出しでルールが加わるゲームなのです。


最終的に得点が高い人が勝ちですが、勝ち負けを楽しむというよりかは、エレガントなマナー講師になって盛り上がるというとこがこのゲームの楽しいところな気がします^_^



コロナに負けない!一人で遊べるボードゲーム紹介

こんにちは、伊達です。

 

GWも自粛が続いていますが、「家にいなくてはいけない期間」ではなく「家にずっといていい期間」と考えたいですよね。

 

今日は、伊達がおすすめする一人で出来るボードゲームを紹介していきたいと思います。

 

① ドラスレ~ひとり旅~

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準備時間:開けたらすぐ

プレイ時間:30分以内

人数:1人

実感対象年齢:小学校中学年以上

参考価格:3200円

 

いわずと知れたドラスレの独立拡張?です。

ハンターの小さいころが舞台ですね。

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ゲーム自体はアドベンチャーブックのようにカードナンバーに従いながら、ゲームクリアを目指していきます。

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絵がかわいらしいのと、ドラスレをやったことがある人ならば、かなり助けられたことがあるはずのハンター。

次はこのルートでやってみようと対策も考えながらできるのでおすすめです。

 

 

 

②ゾンビサイド:ブラックプレイグ

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準備時間:15~30分

プレイ時間:60~120分

人数:1~6人(拡張入れたら12人とかでもいけます)

ベスト人数:4人

実感対象年齢:中学生以上

参考価格:12520円

 

協力ゲームで、RPGのように武器を手に入れて、レベルを上げて、ゾンビをガンガンに倒していくというものです。

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こちらが個人ボード。

左手と右手に武器を装備し、鎧も装備できます。

下が経験値ですね。色が変わるとレベルアップ!

 

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お察しの通り、結構時間がかかります。

しかし、だからこそ、じっくり取り組めるのではないでしょうか。

協力ゲームなので、一人で6体動かせば、わりとクリアできます。

 

ただ、湧いてくるゾンビが予想外の動きもしてくるので、方針と作戦が必要になってきます。

戦略好きな方にはぜひ、あそんでもらいたいゲームですね。

 

以下でやってみたレビューも書いてます。

dateomix.hatenablog.com

 

 

陣取りゲーム?いいえ!「クワークル」

こんにちは、伊達です。

自粛ムードが高まっている中、体がなまってきているのか、運動する人が増えましたね。

 

伊達もそんな一人で、筋トレと縄跳びを始めました。

 

小学生のころは、あまり好きではなかった縄跳びも、こうして大人になってやってみると、上達が日に日にわかり、案外楽しいものだなとか思ったりします。

 

さて、本日は、いわずと知れた名作「クワークル」を紹介していきたいと思います!

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準備時間:箱開けたらすぐできる!

プレイ時間:30分程度(長考すると長引くかも)

人数:2~4人

実感対象年齢:小学3年生以降

参考価格:3498円

 

 クワークルは、ルールがまず簡単

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6つの駒を人に見えないようにします。

 

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同じ色か、同じ形が直線状になるように配置します。

置いた駒によって、できた直線に応じて得点が入ります。

 

ルールはこれだけ。

 

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全部で108つある駒も素敵!

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出来上がってくると、こんな形で目を楽しませてくれる。

しかも、直線の中で6個目を置いたプレイヤーがボーナスを受け取れるので、そんな気持ちよさもある!

 

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ただ、カルカソンヌ以上に、どこに進んでいくのかわからないので、わりと広い地形は必要だぞ。

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終了図。

なんだか、とてもきれい。

 

最初の一回目は、割りと考え込んだが、二回目以降は、どこに置いたらよいかが見えてきて純粋に楽しめた気がする。

 

5個並んでいるとこは常にチェックしておいて、あと何が来ればいいのかだけ覚えておけば、楽しめる気がする。

 

 

出しそうな手札の裏をかけ!「ハゲタカのえじき」

こんにちは、伊達です。

 

さすがにコロナの影響で家にいる時間が長すぎて、ボードゲームの購入がはかどります。(コロナ関係ない?

 

伊達の塾でも、オンライン授業なるものが始まっているのですが、不安なのは定着しているか、しっかりとみているか。そして、いつもの授業と勝手が違うのでわかりづらくないか。

 

と、いろいろ考えていて、オンライン授業を見るように促したり、簡単な確認を個別に行ったりしていたのですが、先日、「いつもの授業のような感じでオンライン授業を配信してくださっているので、子供もわかりやすいと言っています。ありがとうございます。」という声をいただき、オンライン授業での動画づくりも気合が入りました。

 

人から勇気や元気をもらえるのは素敵ですね。

 

このブログが誰かの喜びにつながることを祈りつつ、今日も書いていきます。

 

さて、本日は暇すぎて買った「ハゲタカのえじき」を紹介していきたいと思います。

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時間:30分程度

人数:2~6人

ベスト人数:3人以上

実感対象年齢:小学校中学年以上

 

ルールはとても簡単です。

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まず、同じ色のカードをすべてもらいます。1~15の数字が振られています。

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そして、ハゲタカカードから一枚引きます。そのカードに対して、プレイヤーは自分の色のカードを一枚出します。

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ハゲタカのカードがマイナスなら、出した数字が一番小さかったプレイヤーがもらいます。

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ハゲタカのカードがプラスなら出したカードが大きい方がもらいます。

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もし、同じ数字なら、その次に大きい数字の人がもらっていきます。

全員が誰かと同じ数字を出してしまった場合は、ハゲタカカードは次も残ります。

 

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最終的に持っているハゲタカカードの数字の合計が一番高い人の勝ちです。

 

 

ルールはとにかく高い数字を出した人がハゲタカカードを取れると、簡単!

それでいて、誰かと同じ数字を出すと、無効になってしまうというとこが、読みあいを発生させてなかなか面白いです。

 

ハゲタカもポップに描かれているので、子供でも入りやすいのではないでしょうか?

 

 

異種格闘技戦!「将棋」

こんにちは、伊達です。

 

休日に全く外出しなかったのは、いつぶりでしょうか。

でも、コロナをうつされたくもないし、誰かにうつしたくもないため、ぐっと我慢。

 

家でのゲームがはかどるぞーっと思っていたら、案外、ごろごろしてしまい、そこまで積みゲーも消化できませんでした。

 

さて、本日はやったことない人も何となく知っている「将棋」について語りたいと思います。

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異種格闘技戦ってあるじゃないですか。

 

どの格闘技が一番強いんだーとか言って、盛り上がるやつ。

 

実際は使い手の練度と、能力によってくる上に、柔道経験者も打撃を覚えるし、打撃系の人も寝技を覚えるしで、時には投げ、時には打撃といろいろな攻撃手段とさばき方を知っている人が勝つようになっている気がします。

 

 

まさに、将棋もそうだな、と。

 

まず「振り飛車」と「居飛車」。

これはもう、格闘技で言ったら「投げ」と「打撃」みたいなものなんです。

 

「今日は、投げ主体で行ってみようかな」とかいう感覚で、「じゃぁ今日は振り飛車にしようかな」とかやるわけですよ。

まぁ、相手の出方を見て、変える場合もありますけど。

 

そして、戦法。

たとえば「棒銀」。

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飛車と銀で攻めていきますが、格闘技でいうと、タックルに相当します。

 

タックルは受け方を知らなければ簡単にマウントをとられて、勝敗が決します。

 

同じように、棒銀も受け方が中途半端だと、あっさりゲームセットになる可能性が高いです。

ちなみに上図だとどうしようもないくらい、棒銀を受けられなくなっていますね。

 

 

あとは、囲いや戦法も、やはり使い手の腕次第というところでしょうか。

もともと居飛車だった人も場合によって振り飛車のやり方を覚えるように、いろいろな戦い方を覚えて、どの局面に対しても対応できるようにしていくのが、上達の近道なのではないでしょうか。